Education System社員教育制度
スタイルズのキャリアプラン
現場で即戦力になるプロの技術者を育成するためにスタイルズ独自の新人教育・教育サポートを実施
スタイルズでは新入社員として入社から将来にわたり、様々なキャリアプランを用意しています。
入社直後はエンジニアとしての第一歩ということで文系出身・理系出身問わず、ビジネススキル基礎およびエンジニアとして必要なスキルを2年間かけて身につけてもらうために研修カリキュラムを組んでいます。
企業によっては入社直後からプロジェクト管理する“だけ”のスキルのみを教育し、1~2か月の新入社員研修のみでその後はOJT(On the Job Training) “だけ”で成長してもらうなど様々です。
スタイルズではITエンジニアとして数か月では基礎知識を獲得することは難しく、大学のカリキュラムにてITスキルを学んだとしても業務に活用できる技量・知識には程遠いと考えております。
また、ITの世界で長く働くためのエンジニアとしての基礎知識はすべての礎になり、基礎知識をしっかり身につけてから専門性の高い道へ進むことが望ましいと考え、入社から2年間という長い時間を掛けながらしっかりベースを築いてもらうことにしています。
キャリアパス
-
- 入社
1年目 - 入社
2年目
■4月入社→7月部署配属
ジュニアエンジニア
■新入社員研修
■ビジネススキル研修
■ITスキル研修 - 入社
-
- 入社
3年目 - 入社
4年目 - 入社
5年目
■自身のポジションを考える
ミドルエンジニア
■自分のできることを理解
■自分自身の中で目標を立てる
■将来のキャリアパスを描く - 入社
-
- 入社
6年目
■専門的なスキルアップ
専門的キャリア
■経験・実績を詰んでいく
■自発的な提案・行動を行う ■上位職位へのキャリアアップ - 入社
ジュニアエンジニア
IT業界に携わるエンジニアとしての第一歩のスタートとなります。
エンジニアとしての基礎知識を獲得し、エンジニアとして独り立ちするには最低限2年程度の月日が必要だとスタイルズは考えます。
新入社員研修や配属後のOJT、スタイルズ独自の教育など2年という時間を掛けて独り立ちできるようにサポートします。個々人により理解・習熟スピードはまちまちですが、数か月で独り立ちすることは難しいため入社から2年間という長きスパンを掛けて納得するまで学べる環境を用意しているのが特徴です。
※この2年間は非常に重要な時期になります。ITスキルのみではなく、ビジネススキルやコミュニケーションの取り方、業務の進め方などもこの2年間でしっかりと身につけてもらうことがゴールになります。
ミドルエンジニア
ジュニアエンジニアをクリアするといよいよ独り立ちして業務内で活躍できるようになります。
ジュニアエンジニアとしての2年間で習得したITスキル・ビジネススキルをもとに各種プロジェクトの一員として業務に活躍していただきます。
指示があった業務を遂行するという基本的な部分は重要ですが、業務をより効率的に進めるには~ミスなく品質が高いアウトプットを生み出すには~QCD(Quality・Cost・Delivery) を意識しながら、日進月歩で常に新しい情報が出てくるIT業界においてアンテナを張り自ら成長して頂くことが重要な時期と考えています。
また、組織やプロジェクトで求められる自身のポジションを考え・理解しつつ、次のステップをどのようにしたいか自分自身の中で目標・キャリアパスを描く意識も重要なファクターです。
専門的キャリア一覧
ラインマネージメント
- サブリーダー
- リーダー
- サブマネージャー
- マネージャー
組織運営上でチームや部署をマネージメントするためのキャリアです。
スタイルズのラインマネージメントにはサブリーダー・リーダー・サブマネージャー・マネージャーの4つの職位があり、マネージメントする範囲・責務により職位を決定しております。ミドルエンジニアまでの経験・実績をもとに、判断し年1回の人事により昇格となります。
事業年度で各チーム毎に設定した目標数値の達成に向けて、数名から十数名のメンバーマネージメントや業務遂行に支障が生じないように管理・運営するためのポジションとなります。
プロジェクトマネージメント
- プロジェクトリーダー
- プロジェクトマネージャー
プロジェクトを推進するためには、プロジェクトマネージャー(PM)およびプロジェクトリーダー(PL)がプロジェクトチームを取り纏めて完遂させる必要があります。
プロジェクトマネージャーは主にプロジェクト計画を立案し、プロジェクト予算(採算)内で完遂させるようにプロジェクト全体をドライブする役割となります。
リスクヘッジをしながらプロジェクトが計画通り推進していることをチェックし、不測の事態が発生した時には顧客や内部との調整・意思決定をしながら完遂に導く能力が必要となります。
また、プロジェクトリーダーはプロジェクトマネージャーのもと、仕様統括として顧客の要求事項に対してそれを満たす、もしくは仕様上での課題や考慮を一つ一つ解決しながら顧客から求められる以上の品質を担保するためにコントロールする役割です。
スタイルズが考えるプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは、数々のプロジェクトを経験したうえでないと、推進面や技術面の両側面での気付きや解決策の立案など細かい点が補えないためジュニアエンジニア、ミドルエンジニアとして数多くのプロジェクトを経験しPM/PLとしての推進能力を身につけた(もしくは身につけるためにチャレンジする)者をPM/PLとしてアサインするようにしています。
エキスパートエンジニア
- ジュニアエキスパート
- エキスパート
- エバンジェリスト
ミドルエンジニアのなかでも特に技術面で秀でた能力を有し、最新技術を常に追い求めているエンジニアのキャリアです。
プロジェクトを完遂に導くには、プロジェクトマネージメントやプロジェクトリーダーの管理面のみではなく、技術面において顧客の要求をどのように実現すべきか、高い品質を保つためにはどのような技術的な仕掛けが必要かを考え実施する必要があります(一般的にいうとアーキテクト)。
スタイルズでは技術スキルの範囲・指導できる範囲により、ジュニアエキスパート・エキスパート・エバンジェリストと3つの役割があり、スタイルズ内のみではなく外部を含めた技術発信などもエキスパートエンジニアの役割として担ってもらっています。
システムエンジニア
- システムエンジニア
- ビジネスエンジニア
- シニアエンジニア
顧客の要望を実現するためには、業務・運用面を正しく理解してシステム仕様へ落とし込む必要があります。
また、システムの稼働基盤の構築も開発と並行で準備します。システムエンジニアは専門スキルをベースに、顧客のあるべき姿へ導くという役割を担います。
また、システムリリース後の運用をどのように実施するか、リリースしたシステムを正常稼働させるためにリリース後の保守(アプリケーション保守や障害監視)をどのようにすべきかといった運用面での設計・サポートも重要な役割です。
数多くのプロジェクトでシステムエンジニアとして経験し、顧客のビジネス価値を高めるためにどうあるべきか、ビジネスエンジニアやシニアエンジニアとして顧客のビジネスの提案・コンサルティングもベテランには担ってもらいます。
QA
- テストエンジニア
- QAエンジニア
開発するシステム、構築するシステム稼働基盤の品質を担保する上で、リリース前のテストは最終関門として非常に重要なファクターの一つです。
テストは単機能テストから全体テスト、運用に沿ったテストなど数多くの種類があり、各ステップでしっかりテストし発生した障害(バグ)をすべて対処しリリースする必要があります(テストが一部でも未実施や障害が対処されずにリリースされると、顧客に損害を与えるような大きな障害に繋がる危険性があります)。
スタイルズでは、リリースされるシステム・基盤においてテストが確実に実施され対処がされていることを担保するためにQA(Quality Assurance)を重要視しています。
そのためにQAエンジニアは品質管理を行うためにテスト計画や仕様に沿ったシステムになっているかテスト仕様を設計し、テスト・レビューを実施するための役割を担ってもらいます。
ビジネスオペレーション
- オペレーションスタッフ
- オペレーションリーダー
顧客の業務オペレーションを代行して実施します。例えば、電話問合せ対応といったコールセンター業務や、データ集計等の定例オペレーションを顧客に代わり対応します。
このようなオペレーションをチームで対応するために、業務内容に合わせた配置や管理するためのオペレーションリーダーといった役割を担ってもらいます。
※本キャリアは現在の要員に限定したものになるため配属されることは基本ありません
セールス
- ソリューションセールス
- アカウントセールス
プロジェクトや案件を受注するためにはセールスが重要な役割です。
スタイルズでは数年前から脱SI営業を目指し、独自のマーケディング活動ならびにセールス活動を行い商談獲得に向けて活動しております。
セールスは大きく分けて、ソリューション系のセールス、アカウント(特定顧客)に対するセールスの2種類があり、顧客のビジネス価値を高めるためにスタイルズが展開する各種ソリューションを用いた提案やアカウント(特定顧客)との関係性維持・向上のための活動に趣きを置いています。
また、中小企業SI企業としては珍しく、長年の営業で培ったノウハウをビジネスパッケージにしてマーケディング活動で広報することで新規顧客を獲得するための活動も実施、その役割もセールスとして担ってもらいます。
教育制度
- 入社1年目
- 入社2年目
4月〜6月のカリキュラム
- 入社
- 新入社員配属
社会人スキル・ITスキル
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
大学・大学院を卒業し、社会人として新たなスタートとなる大事な時期になります。社会人としての意識を高めるため、スタイルズでは新入社員研修を外部研修にてしっかりと学んでいただきます。
新入社員研修では、ビジネススキルとITスキル(Java言語)の基礎を、3ヶ月間の外部研修という形で、弊社外のメンバーと共に切磋琢磨して身につけていただきます。
7月:新入社員配属
4月~6月の新入社員研修が終わると、数日を掛けて本配属に向けて、各チーム紹介・ご本人の希望などのヒアリングを実施し、配属を決定します。ミスマッチ配属を極力なくすように双方の考えを最大限考慮して決定していきます。
※その時点のチーム状況や本人希望を加味しますが、配属は人事のため本人の希望通りになるとは限りません。
7月〜翌3月のカリキュラム
- 配属チームでのOJT開始
- 資格試験受験
ビジネススキル研修「SMBC定額制クラブ」
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 1月
- 2月
- 3月
ITスキル研修(Java/Spring研修)・「udemy business」
前述の通りITスキルは一朝一夕で身につくことはありません。
そのため、3ヶ月の新入社員研修はあくまでエンジニアとしての一歩であり、継続して教育を実施することが重要であると考えています。
ITスキル研修として1年目はエンジニアとしての土台をしっかりと身につけてもらうよう週1回2時間(現在は毎週木曜日午前中)をJava/Springの基礎を学習してもらうために外部講師による定例研修を実施します。
また、ITスキル研修とは別に、
「udemy business」ITスキル獲得のための外部セミナー
「SMBC定額制クラブ」ビジネススキル獲得のための外部セミナー
の2つを契約し、いつでも受講できる環境を整えております。
3月:「Oracle Certified Java Programmer Silver SE 11」の受験
スタイルズでエンジニアとして活躍するための初歩の初歩をクリアした証として、1年目のゴールは「Oracle Certified Java Programmer Silver SE
11」の合格を目指していただきます。
合格時には「受験料(1回分) + 資格奨励金(※) + 教材費用」を会社負担で支給いたします。
入社1年目対象雑談タイム
ご紹介した研修制度は主に入社1年目~2年目を対象としたカリキュラムとなります。
でも、研修制度がいくら充実してても、右も左もがわからなく、カリキュラムで消化できないなど不安な面も多々あるかと思います。
入社1年目を対象に、弊社教育担当+3年目以降の先輩社員などが不定期で1時間程度雑談タイムとしてフォローする場を設けています。
社内の手続き上のルールや周知案内のフォロー、イベントの事前説明など、スタイルズを理解してもらい会社に馴染んでもらうためのコミュニケーションの場として気楽に話す場を設けています。
4月〜7月のカリキュラム
- 入社2年目
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
ITスキル研修 (Java / Spring研修)
2年目に入っても4月~7月の4か月間はJava/Spring研修の後半を引き続き受講していただきます。
入社1年目のJava/Spring研修で得た知識をもとに、より実践に近い内容を「毎週木曜日午前中」の枠組みで継続して学んで頂きます。
8月〜11月のカリキュラム
- 入社2年目
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
ITスキル研修 (HTML5/CSS3研修)
入社から約1年半を掛けてJavaの基礎の研修が終わると、フロントエンドの研修が始まります。
隔週90分(全8回)+外部セミナー受講(HTML5講座/CSS3講座)という枠組みでスタイルズのフロントエンジニア(ジュニアエキスパート)が開発時に使用する「HTML5 /CSS3」でどのようなことができるのか、自ら調べられる基礎知識をつけてもらうよう環境構築から学んで頂きます。
12月〜翌3月のカリキュラム
- 12月
- 1月
- 2月
- 3月
ITスキル研修 (Linux研修)
入社2年目の締めくくりとしてLinux研修を4か月間掛けて行います。
こちらも隔週90分(全8回)という枠組みでスタイルズのインフラエンジニアがLinuxサーバを操作する際に、どういうことが出来るのか、自ら調べられる基礎知識をつけてもらうようLinuxの基礎を学んで頂きます。
現在は資格獲得は必須とはしていませんが、「LinuC レベル1」を獲得できるために必要な基礎知識の獲得をゴールとしています。
資格獲得を目指し合格すると資格奨励金制度の規定により、「受験料(1回分) + 資格奨励金 + 教材費用」を会社負担で支給いたします。